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Author:homia
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2004年春、山岸涼子の「テレプシコーラ」を読み
同年8月東京バレエ団40周年記念ガラからバレエに通い始める
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シュツットガルト・バレエ団 2008年日本公演の日程
今日NBS News No.254、255 が届きました。
とりいそぎNo.254で明らかになった、シュツットガルト・バレエ団の来日公演の日程を記しておきます。

『眠れる森の美女』(マリシア・ハイデ版)
11月23日(日) マチネ/ソワレ
11月24日(月・休)

『オネーギン』
11月28日(金)
11月29日(土)
11月30日(日)


いずれも東京文化会館。
開演時間、出演者、入場料については追って発表するとのこと。
6月下旬前売開始予定だそうです。

彩の国さいたま芸術劇場 で予定されている
ナチョ・ドゥアト スペイン国立ダンスカンパニー「ロミオとジュリエット」
11月22、23、24日とばっちり重なってしまいました。
こちらは劇場のサイトにはまだ情報がありません。手元にあるチラシでは7月にチケット発売予定らしい。

スペイン国立ダンスカンパニーは2007年公演を、チケットを手に入れていながらどうしても都合で行けなかったので、今度こそ見逃したくありません。
「追加しない、増やさない」と念仏のように唱えているこの頃ですが、これは既に予定していました。

シュツットガルトは祭典会員として2演目に権利があるので、キャストが楽しみです。2005年の来日時にはひねくれ者でフォーゲル君のロミオを見ていない。
絶品アントルラッセの君を、これまた見逃す訳にはいきません。
オネーギンという男はどうも好きになれないけれど、実はMMもこれを踊ってみたいらしい。
今度はバランキエヴィッチさんかイヴァン・ジル・オルテガさんあたりでしょうか。

22日は新国立の「アラジン」もあります(湯川麻美子さん&芳賀望さんの日)。
10月から12月あたりはどうしても公演ラッシュになるのですね。

バレエあれこれ | 【2008-04-28(Mon) 22:36:21】
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ロイヤルバレエ来日公演「シルヴィア」のキャスト変更
昨日25日にNBSで発表され、既にあちこちで話題です。

3月にコヴェントガーデンでゼナイダの「シルヴィア」をご覧になった gromitさまの情報により、彼女のオメデタは知っていたので気になっていました。
ゼナイダが来日できないのは仕方ないけど、他の日のキャストが大幅に動かないといいな、と。

持っている「シルヴィア」のチケットはゼナイダとサラ・ラムの日。私にとっての変更はこうなる。

シルヴィア:ゼナイダ・ヤノウスキー → マリアネラ・ヌニェス
アミンタ:デヴィット・マッカテリ
オリオン:ギャリー・エイヴィス → ティアゴ・ソアレス

シルヴィア:サラ・ラム
アミンタ:フェデリコ・ボネッリ
オリオン:ティアゴ・ソアレス → ヴァチェスラフ・サモドゥーロフ

ヌニェスは見てみたいと思っていたし(調べてみたら2005年もギエムのマノンでレスコーの愛人を踊っているのを見ている筈なのですが)、ソアレスのオリオンも日にちが変わっただけで見られる、おまけにサモドゥーロフまで見られちゃうのですから、初ダンサーが増えることになる。

ショックなことは
ギャリー・エイヴィスが見られないー!!(泣)

でももっとショックを受けている方はいるでしょうね・・・・・・
ラム&ボネッリ組が崩れなかっただけで良しとしましょう。
ギャリーが1回だけオリオンを踊る5日夜は、アミンタがペネファーザーだったら即断即決なのですが、マチソワだしお金はないし、悩むところ。

今回の来日公演では昨年10月にニキヤを観て好きになったゼナイダと、「眠り」はやっぱりコジョカル、それもコボーとのペアだし、と王道を選択していました。
いくらでも追加したいところだけど財力と体力を考慮して1回だけ追加したのがラム&ボネッリの「シルヴィア」
2005年の来日の時、吉田都さんが主演した「シンデレラ」で夏の精を踊っていたサラ・ラムの印象がとても良かったのと、シンデレラ王子、くるみ王子と王子ばかりを見てきたボネッリの違う役が見たくて。
ボネッリの手先つま先が美しく、すみずみまで神経が行き届いた動き、上品な甘さを伴って情熱的なところにはかなり惹かれています。

このまま変更なく公演が無事終わるとはとても思えませんが、そうであってくれますように!
2006年のボリショイ来日の時のように、変更の嵐で楽しみにしていたファンが痛い目に遭う事がこれ以上ありませんように!
(実はおかげでツィスカリーゼを見損ねたと今でもちょっと悔しい)


バレエあれこれ | 【2008-04-26(Sat) 18:07:05】
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ルシア・ラカッラは誰のお相手なの?【4/27 追記】
【4/27 追記】
gromitさま が同じ話題で記事をUPされてます。
現在での可能性を前提条件としてわかりやすく箇条書きされているので、私も新たなことに気付きました。事態はより複雑に、悩みはより深く、懐にはさらに冷たい風かも。

この「Serata Petit」は9月に先駆けて5月末にパルマで上演されるのですが、そこでロベルトは「アルルの女」を踊るらしく、その相手は誰なのか、ポリーナちゃんと予定通り「カルメン」も踊るのか?
「若者と死」も含めてロベルトはすべてレパートリーなので、9月の組合せは一体全体どうなってしまうのか。

ロベルト・ボッレ情報はamicaさんのところが詳しいです。
情報公開が詳しく早い彼のサイトで9月の各日の上演演目が出れば、マッシモの演目を推定するのは簡単なのですが、それも「若者と死」を踊らないという前提があっての話。

スカラ座でも実際にはまだ詳細が決定していないのかもしれません。

こうした場合にマッシモのオフィシャルサイトが役に立ったことはなく、イタリアのバレエ総合サイト(?)Balletto.net によって作られているらしい彼のサイトはほぼ放置状態。どういうしくみになっているのか不明ですが、ダンサー本人から、つまりマッシモから情報提供・依頼がない限りアップデートされないのかな、と推測しています。



さすがにMMネタもつきすっかりサボっている今週、今日は何か書かなくては、スカラ座バレエ、「白鳥の湖」も23日で終わってしまったのよね、と思いつつ今日もスカラ座サイトを訪ねると。
9月の Serata Petit のページ、ひっそりとゲストアーティストが増えている。
それどころか、マッシモ・ムッルの出演予定日が1日増えています。
書き出してみると。

Massimo Murru
9月6、8、10、12、13、15日(13日が増えた日)

Lucia Lacarra
マッシモ出演日と全く同じ

Roberto Bolle
9月6、8、10、12、15日

Polina Semionova
9月6、8、10日

ポリーナ・セミオノワさんが「カルメン」しかロベルトのお相手をしないと仮定してみると、この3日間の「カルメン」はロベルト&ポリーナ組?
必然的にその日はマッシモが「アルルの女」の方になる。で、その時はルシア・ラカッラさんがお相手?
12、15日もエトワール二人出演の日で、ポリーナがいないので、ロベルトは誰かと「アルルの女」?
マッシモは「カルメン」をルシアと?
それとも彼女はロベルトとも踊るのかしら。10月の「椿姫」でも組むのだし。
それともロベルトのもうひとりのパートナーがゲストとして来る?
増えた13日にマッシモはどちらを踊るの?

ああもうっ!気を持たせないで早く詳細を発表してよ、スカラ座さん。
チケット取りと旅程と、決められなくて困るのよ。

出演日が増えたのは嬉しいし、おそらくルシアと踊る、それは想定していたパートナーの中で多分最も理想的(私の好みはさておき)。
素直に喜ぼう、わーい、わーい、わぁい!
増えたってことはプティの覚えよろしいということなのかしらん。

念の為、マッシモのサイトにも行ってみましたが、勿論更新はされていません。
スカラ座より早かったことはないんですからー。
あともう一声!セルビアのときのようなやる気を。

MM | 【2008-04-24(Thu) 23:05:42】
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東京バレエ団 「ノイマイヤー・プロ」雑感 3月22日、23日 ゆうぽうと
もう1ヶ月も経ってしまった公演。なんとか踏みとどまってメモだけ記しておきます。

「スプリング・アンド・フォール」
22日、冒頭の後藤晴雄さんのソロに魅了されました。
すごい集中力でぐいぐいと客席を舞台に引き込んでいく。後藤さんを語るときによく言われる「甘さ」に今頃納得。確かに自然にスイート。
その後藤さんの「自然さ」はずっと続き、小出領子さんとのPDDでも流れるように若く、甘く、いろいろ様々を感じ、受け入れ、また発散していくようでした。
この二人のPDDは幸福感に溢れていることが多くとても好き。

その他ではやはり高橋竜太さんに目が行く。運動能力の高さをうかがわせる動きっぷり、作品世界にしっかり入り込んでいる豊かな表情。ずーっと高橋さんだけ目で追っていたいほど大好き。

案外ドラマチックな表現をしているなと思ったのが、吉川留衣&野辺誠治ペア。吉川さんのあの細身な身体と寂しげな面差しに苦悩とも言える表情が浮かぶ。野辺さんは上背があってお顔も濃いので見栄えがする、踊りは時々物足りないぐらいなんだけどサポートがうまいのか、これまた吉川さんを受けて二人の世界。

他のペアは・・・男性ダンサー、もっとサポートをなめらかにしてくれるといいのにな、と。
横内国弘さんがもっと余裕のあるサポートをしてくれれば、西村真由美さんの表現はもっと出てくるはずなのに。
平野玲さんのサポートはいいのだろうけど、佐伯知香さんはちょっと綺麗なお人形さんかな。

さて23日の木村和夫さんは。
この2日間のノイマイヤー・プロの間中、彼にうまく共鳴できませんでした。きっと変わったのは私の方なのでちょっと複雑。
22日の後藤さんがすごく良くて、この作品には彼の方が向いているのかなと思ってしまったので、木村さんはどうなのだろうと。
来るものを自然に受け入れていく感じの後藤さんとは違う、ひとつひとつ考え込んで時間をかけないと次に行けない、そんな印象を木村さんの踊りから受けました。
木村さんらしいとも言えるけれど。
長谷川智佳子さんとのPDDでも、なかなか心を開かない。そんなふうに見えました。


「時節の色」
22日は最後の方で強烈な眠気に襲われてしまいましたが、23日は流れがわかっていたので最後まできちんと、それなりにいろいろ感じながら見ることが出来ました。
でもやはり作品世界にうまく入り込めたかというとそうでもない。

たったひとつだけ印象的で好きなシーンをあげると、メンデルスゾーンの「春の歌」のあたり。
斎藤友佳理さんがサーモンピンクのドレスで出てきて、高岸直樹さんと二人で並んで座って始まるところです。
ここでの斎藤さんの存在感がさすがで、べったりと母でもなく、でもあたたかくほっとさせる雰囲気。
心の奥のやわらかいところにふわっと触れられたような気がして、「ね、大丈夫」と囁かれているよう。
両手の人差し指を出してくるくるっとまわして止める振付もおかしさがあって、ウエットにならないのがとても素敵。

どんな作品なのだろうと身構えていた1日目とは違い2日めは自分を解放できたのか、ここだけ涙が止まりませんでした。それも涙を流しながらとても気持ちがいい状態。

メモしておいて残っているのはこれだけです。

バレエ公演感想 | 【2008-04-20(Sun) 18:16:10】
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輪島拓也さん
MMブログの様相を呈しておりましたが今日は別の話題。
惚れっぽくて気が多いので、あっちこっちにきゃーきゃーして楽しくバレエ通いしている中の、きゃーのひとり、輪島拓也さん。

古川和則さんのブログに写真入りで登場していたのですね。
unoさんに教えていただきました。

人の良さそうな、輪島さんらしい笑顔が魅力的。

このところKバレエの舞台にはご無沙汰。「第九」も行かなかったし、「白鳥の湖」も今のところ予定していません。
その白鳥、輪島さんはジークフリードにキャスティングされていない。
ベンノとかトロワを踊るのでしょうか。

私は2007年11月のトリプル・ビルでの「ラプソディ」と「白鳥の湖」を見たのが最後です。
そのジークフリードを踊る輪島さんを見て感じたのが、今はステップアップする前の過程にいるのかな、ということ。
テクニック的には概ね問題なく、主演もつつがなく務めることが出来る。
けれどドラマ性の高い演目で観る者をより感動に導くには何かが足りない。
今でも頼りになるいいソリストには違いないと思いますが、彼はそこをブレイクしないと次の段階にいけない、Kバレエでのポストも上がらない。

清水健太さんがプリンシパルに上がった時、彼の舞台はトリプル・ビルの「カルメン」しか観ていませんでしたが、違いは納得でした。

Kバレエはダンサーの出入りが激しく、古くは芳賀望さん、最近なら長田佳世さんと、ファースト・ソリストは魔の階級の印象があります。
プリンシパルの一歩手前で、下からは追われる厳しいところ。
今でもソリストには橋本直樹さん、宮尾俊太郎さん、遅沢佑介さんと勢いのある若手がひしめいている。

壁を突き破り、演目豊富なKバレエで今後も活躍してくれたらと思っています。

バレエあれこれ | 【2008-04-19(Sat) 17:52:06】
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マッシモ・ムッルの最新インタビュー、日本語訳
毎日のようにマッシモ・ムッルを話題に出来るこの幸せをなんとしましょう。

ムッル ファンお友達のgromitさまがムッルの最新インタビューを日本語にして下さいました。
3月にミラノで入手したDANZA & DANZA というイタリアのダンスタブロイド誌をどのような方法によってか、テキスト化して自動翻訳で英文にし、そこからさらに伊和辞典を引きつつ日本語化を試みたそうです。仕上げはミラノ在住のamicaさんによる添削。詳しくはgromitさまのこちら

かくして英語もイタリア語もまるでダメな私もムッルの最新インタビューが読めるという訳です。
ココを読んでくださっている秘かなムッル ファンの方、是非ともgromitさまのところに飛んでお読み下さい。
彼がどんなことを考えてバレエに携わっているのかわかります。
彼にとっての重要人物はプティ、テラブスト、ギエム、マッツ・エックであるらしい。
やはり古典より現代を生きている振付家との仕事により意義を見出しているようです。

プティ、ノイマイヤー、エック、ビゴンゼッティ・・・
誰でもいい、またムッルの為に新しく振付けられる作品があるのなら。
勿論観に行きたいし、彼の為にそうした機会があることを強く強く望みます。
ダンサーとしてアーティストとして、創る、表現する、伝える、受け取る、という魔法のような瞬間をまだまだ彼には生きていて欲しい。
たとえ観に行けなくても、彼にはそこに居て欲しいのです。居るべき人なのです。

gromitさまの情熱とamicaさんの心意気への感謝をどう言葉にしたらよいのでしょう!

こんな僻地で叫んでも効果はありませんが、
「日本のマッシモ・ムッル ファン の皆様!是非是非お読み下さ〜い」

ギエム様のお相手ではない公演での来日実現が待たれますね。

MM | 【2008-04-15(Tue) 22:15:39】
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クラシカ・ジャパンのアレッサンドラ・フェリ特集
珍しく、ささやかながらもマッシモ・ムッル関連の話題が尽きず、まるで交換日記状態のgromitさまの記事に触発されて、やっぱりこの話題。
クラシカ・ジャパンの4月のバレエは「アレッサンドラ・フェリ特集」
日本では初放映となるバランシン版「真夏の夜の夢」(2007年収録)が売り。
すでに放映は始まっていて、13日が最初でした。詳しいことはクラシカのサイトをご覧になってください。
他にフェリ出演作品はアンヘル・コレーラとのマクミラン版「ロミオとジュリエット」(2000年収録)
マッシモ・ムッルとのバール版「ジゼル」(1996年収録)

つまりフェリのスカラ座バレエ映像ばかりを集めている訳です。
私の知る限り、あとプティの「こうもり」がありますけれど。

クラシカ・ジャパンから毎月送られてくるペーパー、カラーの特集紹介と、2色刷りの番組表。4月はそのカラーの方にフェリ特集が出ており、「真夏〜」と「ジゼル」でフェリとマッシモの写真が小さいながらも載っている。
前にも見たことがあるカット、何しろ上記3つの市販映像は持っているのですから、何も新しいことはないのですが、こんなささやかなことが嬉しいほど、ムッル・ファンは彼の露出に飢えているのです(私だけかも)。
そこから俄然クラシカ・ジャパンに対して盛り上がってやる気になったのですね。で、キーロフのチェックなどしてみた。
今月は他にも見る予定(ノイマイヤー、ギエム)。

クラシカオリジナルの新番組、「クラシカ・ラウンジ」、フェリ特集について語る長野由紀氏の回も見ました。バレエにそれほど詳しくない人向けの話でしたので、特に新味はありませんでしたけれど、
「バランシンを踊るフェリに注目」と言っておられ、そういう視点は持っていなかったのでなるほどでした。
またこの3作品でロマンチック・バレエ、バランシン、マクミランというバレエの発展の流れになっているとも言えるらしい。確かに。

肝心の3つの作品については。
「真夏の夜の夢」
まだ一度しか見ていません。ロベルトは堂々としていながらどこかかわいいし、フェリも魅力的。パックのリッカルド・マッシミもなかなか。スカラ座バレエはプリンシパルからソリストクラス総出演といった趣で、ダンサーの顔と名前が一致するのもありがたい。
マルタ・ロマーニャとミック・ゼーニのPDDも素敵です。スカラ座初演時はこれをムッルが踊ったそうで見たかった。
で、タイターニアの騎士という役のムッルは、フェリとの短いPDDのみ。
ここのフェリのバランシンをダイナミックに踊るところが見所と長野氏はおっしゃっていましたが、確かにくっきりはっきり大きく動いています。
例によってそれを後ろに控えて美しくかつ安定したサポートで支えるのムッル。
ほんのすこしひとりでも踊りますが、そこでやる気、とか見せ場意識、オレ様が全くないのが彼。そんなもん出してる暇もないぐらい短いのですが、さらっと目立たず踊ってしまいます。
見る人によっては「やる気あるの?」と思われるでしょう。かく言う私も久々のムッルの映像なのでそれなりの期待を持っていたのに、あら、やっぱり?短いのは覚悟していたけど、はぁ、物足りなーい、と少々不満。
そういうところで覇気がないから誤解されるのよー、やる気がないのか、役としての表現なのか判然としない弱さ。などどモヤモヤは晴れません。
タイターニアの騎士はこれでいいのかしら。

「ロミオとジュリエット」
スカラ座のロミジュリを見る前に予習〜と思って見ました。フェリの若い頃のロイヤルの映像も見ています。
3月にムッルのロミオを見るとき、比較の対象としてあったのはこのアンヘルのロミオになってしまったようです。
本当に個性が全く違う二人。アンヘルの方が若さ一杯で、にっこり笑った時の無邪気さがたまらない。でもティボルトを手にかけてしまってから後、アンヘルの表情がジュリエットの前でもがらりと変わって、胸締め付けられました。
フェリのジュリエットの2つの映像比較はまだ。

「ジゼル」
これだけ10年以上前のもの。1996年収録ですから、フェリは30代前半、ムッルは25歳ぐらい。
なぜアレッサンドラ・フェリの「ジゼル」で映像に残ったのがこれなのだろうと残念に思っていらっしゃる方が多いだろうな、などど思い煩っても仕方のないことを考えます。
フェリは素晴らしいですが、彼女のジゼルがもっと凄かった舞台はたくさんあったでしょう。
ボッカ、ルグリあたりがお相手で。
ムッルはさすがに若いです。まだまだ未熟です。これは何度か見ているのですが、踊りそのものがまだまだ硬い。腕はこの頃から柔らかくしなやかで美しいのですが、脚の表情に硬さがある。
第1幕は考えなしに村娘に恋してしまった若者を演じようと、まさに頑張っているのが見えてしまう。
第2幕の方が魅力的です。花束を抱えてのナルシズムの入らないうち沈んでいる登場の美しさ、ジゼルが去った後の悟りとその表情はなかなか素敵。

ムッルにとってフェリは重要な存在だったと思うのですが、フェリにとってムッルとはどういうパートナーだったのだろう、と思ってしまいます。
そのあたりの屈託はgromitさまがまさに代弁してくださっているのですけれど。


MM | 【2008-04-14(Mon) 22:55:45】
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感謝感激雨霰〜!!!
gromitさまが見つけてくださった、CorriereTV の映像、
amicaさんがマッシモ・ムッルのコメントを聞き取って訳を付けてくださいました。
下の記事のコメントでも読めますが、転記します。

「ストーリーはないんだ。それよりもよりある種の感覚を表していて、それはある物語、国々を渡っていくこと、地中海の雰囲気、様々な感情など…それは旅行に関するもの、ノスタルジー、故郷への帰還、もしくは愛や夢の感情なんだ。

マウロの作品はとても肉体的で、ある意味とても世俗的なんだ。体の内部から発してスピリットに、魂に行きつく。だから僕たちクラシックのダンサーが踊りなれているのとは完全に違うものだ。」


なのだそうです。

ビゴンゼッティの作品、マッシモは気に入ったのでしょうか。いくつかのインタビューから察するに、彼は古典を型通りに踊ることにはそれほど興味がないように思われます。
R&J、椿姫、マノン、のような演劇的演目と、コンテンポラリーなもの?それも人間寄りなもの?
が踊りたいのかしら。
何にせよ、踊る作品について語る彼のことばなど一体何年ぶりでしょう!
そう、彼はもう少しことばを発してもいいと思います。

ワタクシはなんと果報者なことか!
(多分、マッシモも・・・)
amicaさん、本当にありがとうございます。

WEB上のイタリア語を英訳し格闘することはできても(それすら怠っているのですが)、
聞き取って文章を起こしてそれから英訳して、イタリア語の辞書も引いて、なんとか意味を捉える、というのはとても大変です。
勿論amicaさんはイタリア語からダイレクトに日本語になさっているのですが。

バレエが結ぶつながりにすこし胸を熱くしているところです。

MM | 【2008-04-11(Fri) 22:32:54】
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「MEDITERRANEA」とマッシモ・ムッルの映像、まだありました
イタリアの日刊紙、「CORRIERE DELLA SERA」のサイトにあるCorriere TV で「メディテラーネア」のリハーサル映像、語る振付のマウロ・ビゴンゼッテイ、語るマッシモ・ムッルが見られます。

gromitさま がみつけて下さいました。さすが!ありがとうございます。
gromitさまの記事には他の記事の紹介もあります。

ビゴンゼッティもマッシモもマイクをもってしゃべっています。
マイクをもつマッシモが新鮮。舞台のとき以外はどうやらいつもしているらしい、それも10年ぐらい前から、の右手薬指のボリュームある指輪がよくわかります。
話している内容はわからないもんだから、そんなところに注目したりして。

リハーサルの映像もこれまでのソロやペアのものと違って群舞のシーンがあり迫力。
アントニーノ・ステーラは背中が柔らかくて素敵。
飛び込んでくるステーラを支えるマッシモはさすがに足元が少々ふらつく。
マッシモも見たいけど、この「メディテラーネア」という作品自体をかなり観てみたくなっています。

最近のいくつかのインタビューから察するに、何を改心したのか、やる気が出てきたらしいマッシモ・ムッル。
2007年夏からスカラ座バレエ芸術監督にエリザベッタ・テラブスト(1993〜96にも同じポスト)が返り咲いたのを彼は歓迎しているらしい。
そんないろいろから、「メディテラーネア」に伴うマッシモのメディア露出はテラブストに命じられて素直に従ってるのか知らん、とか妄想。
自分を売り出す気が希薄そうな引きこもりちゃんを表舞台に引きずり出してくれて、テラブスト様、感謝!です。
今後の彼女の手腕に注目。来シーズン演目に期待が高まる。
ロベルト・ボッレとマッシモ・ムッル、共に美しく魅力的でありながら、まったく違う二つの個性のエトワールを持つスカラ座、それを活かさない手はありません。
そして財布はやせ細る、と。

MM | 【2008-04-10(Thu) 23:30:13】
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東バ「ジゼル」(ルグリ、マラーホフ ゲスト)の詳細
遂に詳細が明らかになりました。

NBSの最新情報
「ジゼル」公演ページ

簡単にまとめるとこうなります。

小出領子&ウラジーミル・マラーホフ 1回
吉岡美佳&ウラジーミル・マラーホフ 2回
斎藤友佳理&マニュエル・ルグリ 3回(1回は大阪)

まずは祝!小出領子さんのジゼル・デビュー

第21回バレエの祭典の祭典ラインナップが発表された時から気になっていました。
誰がジゼルを踊るのか。
期待していたのは小出さんのジゼル。
さらに言ってしまうと、全部新ジゼルだといいな、ぐらいに思っていました。
円熟期、ヴェテランの2大ダンスール・ノーブルに東バの若手バレリーナを導いてもらう、
というのがいいんじゃないのかしらと。
西村真由美さんのジゼルも見たい。長谷川智佳子さんだっていけるはず。

東京バレエ団は世代交代が進んでいないのではないでしょうか。
小出さんにしたってたったの1回だけ。しかもマラーホフは二人のジゼルとリハーサルすることになる。
でも今回上野水香さんのジゼル・デビューもあるのでしたね。高岸直樹さんのアルブレヒトで。
こちらはNBSの最新情報の方に載っています。

個人的には吉岡さんとマラーホフの組合せは観てみたいけれど。
透き通って繊細な個性に通い合うものがあり、吉岡さんの可憐なジゼルにマラーホフがどんなふうに接するのか、期待してしまうからです。
でも全部新ジゼルでも全然問題ありませんでした。

斎藤さんとルグリの組合せは『ユカリューシャ』公演の「椿姫」黒のPDDで観ています。
個性や美質がかなり違う。通い合うというより、近寄りきれていない何かを感じました。
全幕でとんでもない化学変化が起こるのかもしれませんね。

あれこれ言いつつ、この公演は時期が微妙。
一番観たい小出さんのジゼルの日は、スカラ座に「Serata Petit」を観に行くならまず不可能。
昨年10月の「真夏の夜の夢」のときもそうでした。
そりゃMMの優先順位が高いのですが、続けて小出さんの全幕が観られないのはとっても残念。


バレエあれこれ | 【2008-04-08(Tue) 21:51:12】
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とりあえず写真はイタリア語がわからなくても
イタリアのバレエサイトのひとつ、と思われる Note di Danza「MEDITERRANEA」のレポ
群舞の写真と、マッシモ・ムッルとアントニーノ・ステーラと思しき写真があります。

とりいそぎ。英訳をかけても正確なところは無理だと思いますが、できたら悪あがきするかも。
かも、かも・・・うーん。
今日はもう寝ます〜


MM | 【2008-04-08(Tue) 00:29:29】
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シェヘラザード、薔薇の精いろいろ
導入しておきながらそれほど生かしていなかったクラシカ・ジャパン
ようやく活用する気になってきました。

昨晩はキーロフ・バレエ(マリインスキー)の
「シェヘラザード」「薔薇の精」「だったん人の踊り」「火の鳥」が続けて放映。
最初の二つだけ見てみました。
これは多分新書館から「キーロフ・バレエ・イン・パリ」として発売されているものと同じ。
詳しいキャストまで書きませんが少々雑感。

「シェヘラザード」
ゾベイダはスヴェトラーナ・ザハロワ、黄金の奴隷はファルフ・ルジマトフ。
「シェヘラザード」は昨夏のルジマトフのすべてで抜粋を見たことがあるだけ。全編は初めてでした。
2002年の舞台だそうですが、5年の歳月はやはり感じられる。ルジマトフが今よりは若い。
昨夏のマハリナとのを見たとき、まあどうしましょうってぐらい大人のエロティックさがあり、見てはいけないものを見ているような気がして圧倒されたのですが、生の舞台と映像との違いか、それほど圧倒はされない。
ザハロワが初々しい。演技はちゃんとしていて、それなりに妖艶だけれどどこか思い切れなさを感じました。
パートナーによる違い、その後の経験による違い、いろいろあるのでしょう。

「薔薇の精」
イーゴリ・コールプとジャンナ・アユポワ。
アユポワは大人っぽいけど嫌味がなく少女。最後の幕切れの手をさし伸ばしたところなど細やかな情感が印象に残りました。
コールプが妖しさ控えめ。いつもこの人の「薔薇の精」を見るときには期待しすぎなのかもしれないけれど、最近の過剰さはまだないように見受けられました。


さてマリインスキーは只今NY公演中。
その素晴らしいレポがnaomiさんのサイトで読めます。
なるほど!と思い、そうなのかと目を開かされ、ええ〜それ観たいようっ!
と思うこと必至。的確な情報と記述が想像力も刺激してくれます。
鑑賞記かくあるべし!

『フォーキンプロ』では「シェヘラザード」「薔薇の精」も上演されているので、現在のマリインスキーのキャストのことがわかります。
ヴィシニョーワとコールプ、ロパートキナとイワンチェンコもしくはコズロフの「シェヘラザード」
「薔薇の精」はコールサコフ、コールプ、サラファーノフ

「ショピニアーナ」や「瀕死の白鳥」、『プティパ・プロ』のレポも是非お読み下さい。

ダニーラ・コルスンツェフの「ライモンダ」ジャン・ド・ブリエンヌや「ショピニアーナ」の詩人がとても素敵だったそうで、2009年の来日が待ち遠しい。
名古屋行き(松本道子バレエ団ゲスト出演、白鳥の湖)は諦めました。

バレエあれこれ | 【2008-04-06(Sun) 23:09:11】
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セルビア共和国はベオグラードで踊るスカラ座&マッシモ・ムッル
日参が有効なのはマッシモ・ムッルの場合、本人のオフィシャルよりスカラ座サイト。
でもまあ、一応見てみましょうかと行ってみると4月の予定が増えている。

Sava Centar - Belgrade ってどこ?

それはセルビア共和国の首都、ベオグラードなのでした。
第5回ベオグラード ダンスフェスティヴァルのオープニングに
スカラ座バレエで「MEDITERRANEA」を踊るらしい。
使っている写真がキリアンの「Petit Mort」なのがおかしい。これマッシモかしら?
スカラ座だとロベルトもあるけど、わからないなぁ。少なくとも今のマッシモよりはマッチョですが。

まったく油断も隙もあったもんじゃない。
だから〜!公演の数日前にスケジュールをアップしても誰もそれに合わせては動けないでしょ?
まあ、何も情報を開示しないよりはマシだけど。
しかしこの公演、スカラ座サイトにも出ていない。それを考えると、「マッシモ、よくやった!」
とホメておこうかしら。

ロベルト・ボッレは捻挫で4月のスカラ座「白鳥の湖」を降板(代役はギョーム・コテ、スカラ座オフィシャルに情報は出ています)、セルビアに行って帰ってきたら10日が初日だし、プティのリハーサルもあるのだそうだし。
(ロベルトご本人のメッセージはamicaさんのところで確認できます)
忙しいのね、スカラ座バレエも。

MM | 【2008-04-02(Wed) 22:20:56】
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続く妄想
マッシモ・ムッルが9月にスカラ座でローラン・プティの「カルメン」と「アルルの女」を日替わりで踊る予定。

わかっているのはそれだけです。
たったそれだけのことでここまで日々盛り上がれるとは。
マッシモのカルメンは誰なの?そこからスタートしてあれこれ想像してみました。
以下、まったく何の根拠も調査もない手持ちの知識による個人的な妄想です。

私が知る限りカルメンはフェリ、デュランテとは踊っている。
フェリは引退しているから有り得ない。
デュランテとNYで踊った「カルメン」の、多分主にデュランテの方を鈴木晶氏はKバレエのパンフレットで絶賛していたけれど。
見てみたい気もする。けれど一度ジゼルを見たきりのデュランテがちょっと苦手。

ラカッラはどうだろう。確認が取れないけど既に踊っていそうな気がする。
全幕を2度は観ているラカッラも、プロポーション、テクニック、演技とすべて素晴らしいのはわかるけど苦手。

POBに移ってみる。
オレリー、オスタ、アッバニャート、は確か踊っていたような。
オレリーはLe Parc でのパートナーシップは悪くなかったようだけどオメデタお休み中。
オスタは来日のパキータと先日のカリギュラしか見ていない。今のところ好きなほうではないけど悪くはないかも。
でもここでまたニコラと比べられなくてもと思うので、ちょっとパス。
アッバニャート、イタリア人同士?彼女はシチリア島の出身だからずいぶん北と南。でも悪くない。
ルテステュ?ゴージャスだわ。

ではポリーナちゃんは?
ううーん。彼女は大好きだけど、なんか合わない気がする。

さてそろそろ種が尽きてきた。
ロシアの好きなダンサーを上げてみる。
アレクサンドロワ!
ダメだ、彼女が相手ではプティのカルメンにならない。
ホセがもうすこしダメ男系の(プティのホセは伊達男らしい)カルメンでないと。
アロンソ版。なんだかんだ言って私のバレエでのデフォルトはこれになっている。
マッシモで観てみたいのはマッツ・エック版なんだけど。
おっと脱線。
ロパートキナは相手の誰であるを問わずカルメンが想像できない。
テリョーシキナ。どうなんだろう、ちょっとまだ繋がらないけど、彼女ならカルメンもいけそう。

好きと言う訳ではないけどヴィシニョーワはいいかも。
でもこれもまた完全にカルメンに食われ切るホセを想像。

英国に行ってみますか。
おお!タマラ・ロホがいた。彼女は妖艶で運命を感じさせるカルメンになりそう。
ロホとはマクミランのロミジュリを踊っています、コヴェントガーデンで。
ゼナイダ(こちらもオメデタ)?コジョカル?
ロイヤルのダンサーもそれほど見ている訳じゃないのでわからない。

アメリカにも行ってみようかと思ったけれど、ABTの数人しか思い浮かばず。

最後に。ハンブルク・バレエのイタリア・ツアー、ノイマイヤー版ロミジュリで共演した経験が何やらマッシモにとって格別だったらしい、シルヴィア・アッツォーニ。
彼女は何でもこなしてしまいそうなんだけど、ちょっとカルメンのイメージではない。

結局、アッバニャート、ヴィシニョーワ、ロホ、次点でテリョーシキナかしら。

ちなみに「アルルの女」の方はモンタナーリちゃんでいいのではないかと。
彼女、カルメンもいけるとは思う。ちょっと弱いかもしれないけれど。
マッシモがパートナーと時間をかけて納得のいく役作りが出来るのは彼女だと思うから。
今回のロミジュリでそういう過程を踏んだのが垣間見えて、それが良かったモンタナーリちゃんが両方でもいいなとは思っています。
意外な取り合わせで新しい出会い、新しい世界を切り開いて欲しくもあるのですが。

なんてワガママ〜

MM | 【2008-04-01(Tue) 23:13:41】
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