急遽行けるようになり、当日券で観てきました。
≪ラ・バヤデール≫ 第1幕のパ・ダクシオン
ミシェル・ワイルズ デイヴィッド・ホールバーグ
ワイルズはとても気の強そうなガムザッティ。イタリアン・フェッテ、コーダのフェッテはしっかり決めていたように思います。
ホールバーグは憂い顔のソロルがお似合いでなかなか素敵でした。
コールドは・・・4階席でしたから、並びが揃わないことがしばしばなのがよくわかってしまいましたし、紫のチュチュの4人?6人?が少々「え?」な踊りだったように見えちゃいました。
並びが揃わないより、「え?」な踊りの方がちょっとがっかり。
≪マノン≫ 第1幕のパ・ド・ドゥ
ジュリー・ケント マルセロ・ゴメス
ケントのマノンがとっても良かったです。どちらかというとこの人のチュチュ姿の方を多く観てきたのですが、マクミランだとこんなに流れるように音楽と感情に身を任せた踊り方をするダンサーなのだと新たな発見。コケティッシュで魅惑的なマノンそのもの。
ゴメスは頼もしそうな、包容力さえありそうなデ・グリュー。全幕で観てみたいです。
≪白鳥の湖≫ 第2幕のグラン・アダージオ
イリーナ・ドヴォロヴェンコ マキシム・ベロセルコフスキー
2月に「マラーホフの贈り物」でこの二人の黒鳥PDDを見たときより好印象。しっとりしたオデットに落ち着きのある王子、といった趣き。
白鳥たちはほとんど見ていませんでしたが、こちらも少々バタバタ。
≪シナトラ組曲≫ 振付:トワイラ・サープ
ルチアーナ・パリス マルセロ・ゴメス
これこそさすがアメリカのバレエ団の演目。シナトラの懐かしいような、甘酸っぱい、切ない歌にのせて男女のいろいろなシーンがカップルによって描かれる。最後は女に去られた後の男のソロ。
とっても素敵でした。パリスはポロポーションは地味だけれど大人の女の存在感。そしてゴメスの魅力的なこと!
優しくサポートするかと思えば荒っぽく扱う。その表情の変化にクラクラ。男性的魅力に溢れる彼がブラックタイを着こなし、ジャケットを脱ぎ、最後にはタイを解いて襟元を開けて踊るんですよ。
きっちり決めたスーツ系の男性にも弱く、それを乱した姿にも弱いので、内心は「きゃあきゃあ」状態でした。
男女の葛藤、男の孤独と自嘲、それでも最後には明るく去っていく。
カップルが違えばまた違った雰囲気になるでしょう。他のダンサーでも観てみたいです。
≪ドン・キホーテ≫ 第3幕のパ・ド・ドゥ
ニーナ・アナニアシヴィリ ホセ・カレーニョ
ドン・キのあの音楽が聞こえてきて、二人が登場するだけで幸福感一杯。音楽の力も大きいですが、この日はニーナのオーラが全てでした。こんなに観る者を幸せな気持ちにしてくれるダンサーが他にいるでしょうか。紆余曲折したけど観に来られて本当に良かった、幸せだな、と素直に感謝しました。
アンヘル・コレーラの降板は残念でしたが、カレーニョとの落ち着いた雰囲気が良かったです。
ニーナは昨年のグルジアバレエとの来日の時よりほっそりしたように見えました。ひとつひとつを確実にくっきりと決めていく。とても大きな動き。
カレーニョのバジルは何度か観ていて、相変わらず素敵だけれど、もっと若いときに観てみたかった気もする。
観客が何を求めているかよく心得ている二人が、誠実にそれに応え、世界を作ってくれる、それに身を任せればよいと至福のときでした。
≪ラビット・アンド・ローグ≫ 振付:トワイラ・サープ
ローグ(ならず者):イーサン・スティーフェル
ラビット(紳士):エルマン・コルネホ
ラグ・カップル:ジリアン・マーフィ デイヴィッド・ホールバーグ
ガムラン・カップル:パロマ・ヘレーラ ゲンナジー・サヴァリエフ
カルテット:加治屋百合子 マリア・リチェット カルロス・ロペス クレイグ・サルステイン
パンフレットをまだ買っていないので(夢カードを携帯しておらず、ケチ)、作品を理解していないのですが、けっこうおもしろかったです。
スティーフェルとコルネホが並んで踊ると、スティーフェルの方が自由な感じ、コルネホの方がきっちりした感じ。
ラグ・カップルは途中から雲行きが怪しくなって、強い女にも見えるマーフィがかっこいい。
ずっと疑いを知らない幸福そうなガムラン・カップル。
カルテットもいろいろ変化に富んでいて面白い。加治屋さん、きりっと強い踊り、存在感が素敵。カルテットの男性二人も魅力的。
暗くなっている後ろの幕の向こうからダンサーたちが登場してくるのに、何度か意表を突かれました。途中から慣れましたが効果的な演出です。
途中で何度か男性ダンサーが6人〜8人横に並んでユニゾンで踊るところがあり迫力。眼福。
ラビットとローグの関係がうまくつかめないままに終わってしまいましたが、好きなように感じればいいのだろうとも思います。
チャンスがあったらもう一度観てみたいですね。
≪ラ・バヤデール≫ 第1幕のパ・ダクシオン
ミシェル・ワイルズ デイヴィッド・ホールバーグ
ワイルズはとても気の強そうなガムザッティ。イタリアン・フェッテ、コーダのフェッテはしっかり決めていたように思います。
ホールバーグは憂い顔のソロルがお似合いでなかなか素敵でした。
コールドは・・・4階席でしたから、並びが揃わないことがしばしばなのがよくわかってしまいましたし、紫のチュチュの4人?6人?が少々「え?」な踊りだったように見えちゃいました。
並びが揃わないより、「え?」な踊りの方がちょっとがっかり。
≪マノン≫ 第1幕のパ・ド・ドゥ
ジュリー・ケント マルセロ・ゴメス
ケントのマノンがとっても良かったです。どちらかというとこの人のチュチュ姿の方を多く観てきたのですが、マクミランだとこんなに流れるように音楽と感情に身を任せた踊り方をするダンサーなのだと新たな発見。コケティッシュで魅惑的なマノンそのもの。
ゴメスは頼もしそうな、包容力さえありそうなデ・グリュー。全幕で観てみたいです。
≪白鳥の湖≫ 第2幕のグラン・アダージオ
イリーナ・ドヴォロヴェンコ マキシム・ベロセルコフスキー
2月に「マラーホフの贈り物」でこの二人の黒鳥PDDを見たときより好印象。しっとりしたオデットに落ち着きのある王子、といった趣き。
白鳥たちはほとんど見ていませんでしたが、こちらも少々バタバタ。
≪シナトラ組曲≫ 振付:トワイラ・サープ
ルチアーナ・パリス マルセロ・ゴメス
これこそさすがアメリカのバレエ団の演目。シナトラの懐かしいような、甘酸っぱい、切ない歌にのせて男女のいろいろなシーンがカップルによって描かれる。最後は女に去られた後の男のソロ。
とっても素敵でした。パリスはポロポーションは地味だけれど大人の女の存在感。そしてゴメスの魅力的なこと!
優しくサポートするかと思えば荒っぽく扱う。その表情の変化にクラクラ。男性的魅力に溢れる彼がブラックタイを着こなし、ジャケットを脱ぎ、最後にはタイを解いて襟元を開けて踊るんですよ。
きっちり決めたスーツ系の男性にも弱く、それを乱した姿にも弱いので、内心は「きゃあきゃあ」状態でした。
男女の葛藤、男の孤独と自嘲、それでも最後には明るく去っていく。
カップルが違えばまた違った雰囲気になるでしょう。他のダンサーでも観てみたいです。
≪ドン・キホーテ≫ 第3幕のパ・ド・ドゥ
ニーナ・アナニアシヴィリ ホセ・カレーニョ
ドン・キのあの音楽が聞こえてきて、二人が登場するだけで幸福感一杯。音楽の力も大きいですが、この日はニーナのオーラが全てでした。こんなに観る者を幸せな気持ちにしてくれるダンサーが他にいるでしょうか。紆余曲折したけど観に来られて本当に良かった、幸せだな、と素直に感謝しました。
アンヘル・コレーラの降板は残念でしたが、カレーニョとの落ち着いた雰囲気が良かったです。
ニーナは昨年のグルジアバレエとの来日の時よりほっそりしたように見えました。ひとつひとつを確実にくっきりと決めていく。とても大きな動き。
カレーニョのバジルは何度か観ていて、相変わらず素敵だけれど、もっと若いときに観てみたかった気もする。
観客が何を求めているかよく心得ている二人が、誠実にそれに応え、世界を作ってくれる、それに身を任せればよいと至福のときでした。
≪ラビット・アンド・ローグ≫ 振付:トワイラ・サープ
ローグ(ならず者):イーサン・スティーフェル
ラビット(紳士):エルマン・コルネホ
ラグ・カップル:ジリアン・マーフィ デイヴィッド・ホールバーグ
ガムラン・カップル:パロマ・ヘレーラ ゲンナジー・サヴァリエフ
カルテット:加治屋百合子 マリア・リチェット カルロス・ロペス クレイグ・サルステイン
パンフレットをまだ買っていないので(夢カードを携帯しておらず、ケチ)、作品を理解していないのですが、けっこうおもしろかったです。
スティーフェルとコルネホが並んで踊ると、スティーフェルの方が自由な感じ、コルネホの方がきっちりした感じ。
ラグ・カップルは途中から雲行きが怪しくなって、強い女にも見えるマーフィがかっこいい。
ずっと疑いを知らない幸福そうなガムラン・カップル。
カルテットもいろいろ変化に富んでいて面白い。加治屋さん、きりっと強い踊り、存在感が素敵。カルテットの男性二人も魅力的。
暗くなっている後ろの幕の向こうからダンサーたちが登場してくるのに、何度か意表を突かれました。途中から慣れましたが効果的な演出です。
途中で何度か男性ダンサーが6人〜8人横に並んでユニゾンで踊るところがあり迫力。眼福。
ラビットとローグの関係がうまくつかめないままに終わってしまいましたが、好きなように感じればいいのだろうとも思います。
チャンスがあったらもう一度観てみたいですね。
スカラ座オフィシャル に Cast per Date が出ました。
トップにはパルマ公演での録画でしょうか、映像も上がっています。
マッシモ・ムッルは9月6、8、10日 の3回、エマニュエラ・モンタナーリと「アルルの女」を
12、13、15日 の3回、ルシア・ラカッラと「カルメン」を踊ります。
ロベルト・ボッレは最初の3日間、ポリーナ・セミオノワと「カルメン」、ルシア・ラカッラと「若者と死」を踊るという豪華さ。
12、15日はマルタ・ロマーニャと「アルルの女」です。
エマニュエラのヴィヴェット、似合うでしょうね。「椿姫」「R&J」とパートナーシップを築いてきた二人です。リハーサルをする時間もゲストとするよりはたくさんあるでしょう。
楽しみです。
マッシモはやはり13日にも1演目しか踊らない。
「カルメン」と「アルルの女」を一晩で両方、というのはロベルト・ボッレがパルマでやっているのでついつい期待してしまいました。
本当に鮮やかに、両極端なぐらいこの二人は違う。きっと考えていることが。やろうとしていることも。
スカラ座の太陽のまぶしさに目がくらんで、私はよく道に迷います。
ひそやかな夜の森の中を静かにゆっくりと、月の光を頼りに歩いていけばいいのです。
月はそこに居て、照らしてくれているのですから。
トップにはパルマ公演での録画でしょうか、映像も上がっています。
マッシモ・ムッルは9月6、8、10日 の3回、エマニュエラ・モンタナーリと「アルルの女」を
12、13、15日 の3回、ルシア・ラカッラと「カルメン」を踊ります。
ロベルト・ボッレは最初の3日間、ポリーナ・セミオノワと「カルメン」、ルシア・ラカッラと「若者と死」を踊るという豪華さ。
12、15日はマルタ・ロマーニャと「アルルの女」です。
エマニュエラのヴィヴェット、似合うでしょうね。「椿姫」「R&J」とパートナーシップを築いてきた二人です。リハーサルをする時間もゲストとするよりはたくさんあるでしょう。
楽しみです。
マッシモはやはり13日にも1演目しか踊らない。
「カルメン」と「アルルの女」を一晩で両方、というのはロベルト・ボッレがパルマでやっているのでついつい期待してしまいました。
本当に鮮やかに、両極端なぐらいこの二人は違う。きっと考えていることが。やろうとしていることも。
スカラ座の太陽のまぶしさに目がくらんで、私はよく道に迷います。
ひそやかな夜の森の中を静かにゆっくりと、月の光を頼りに歩いていけばいいのです。
月はそこに居て、照らしてくれているのですから。
