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homia

Author:homia
homia(ほみ)
2004年春、山岸涼子の「テレプシコーラ」を読み
同年8月東京バレエ団40周年記念ガラからバレエに通い始める
2006年7月7日ブログ開始

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新国立劇場バレエ団 牧阿佐美版「ラ・バヤデール」 1月16日 新国立オペラ劇場
ニキヤ:川村真樹
ソロル:芳賀望
ガムザッティ:堀口純
ハイ・ブラーミン:森田健太郎
マグダヴェヤ:吉本泰久
黄金の神像:福田圭吾
トロラグヴァ:貝川鐵夫
ラジャー:逸見智彦

ジャンペの踊り:井倉真未、米沢唯
つぼの踊り:寺田亜沙子

パ・ダクション
ブルーチュチュ:西川貴子、寺島まゆみ、丸尾孝子、本島美和
ピンクチュチュ:さいとう美帆、高橋有里、大和雅美、伊東真央
アダジオ:グレゴリー・バリノフ、江本拓

第1ヴァリエーション:長田佳世
第2ヴァリエーション:西山裕子
第3ヴァリエーション:米沢唯

指揮:アレクセイ・バクラン
管弦楽:東京交響楽団

新国立劇場の古典全幕、牧阿佐美改訂版のなかでこれだけは好きな「ラ・バヤデール」、新国立の誇る美しいコールドと大好きな川村さんを楽しみに観て来ました。
全体に踊りの出来は破綻なく、なかなか美しくまとまった公演だったと思います。けれど登場人物たちのドラマが強く伝わってこなくて、「ラ・バヤデール」の濃い世界を堪能した感じがないのが残念。

川村さんのニキヤは寺院の踊り子としての誇りや芯の強さは持っているけれど、その強さを前面に鋭くは打ち出さない。今まで見てきたニキヤたちがアクセントを強くつける踊りの箇所でもふんわりとしたところがあり、好みの分かれるところかもしれないが私は彼女のこのたおやかさが気に入っている。最初にソロルとの逢引で踊るところでは愛するひとと共にいる歓びをうたいあげて素敵だったけれど、ソロルの裏切りが発覚したあたりから、川村さんと芳賀さんがうまくかみ合っていないような印象を受けた、主に演技の面で。
踊りはさすがに初役初日(といってもこの1回きりだが)の緊張があるのか、いつもの川村さんの伸びやかさがもう一歩。芳賀さんとのパートナーシップももう少しだったように思う。複数回続けて踊れると違うのだろうから1回きりとはもったいない。

芳賀さんのソロル、踊りはなかなか良かった。ただ踊っていないとき、踊り始め踊り終わりのつなぎの部分に踊っている最中のしなやかさと落差がある。それを感じさせないほうが好ましいと思う。さらに残念だったのは演技が伝わりにくいこと。やることはやっているようにお見受けしたが、はっきりしない。二人の女性の間で苦悩するのがソロルだが、その揺れ方がどっちつかずのように感じられた。まさにそこを目指していたのかもしれないけれど。

堀口さんのガムザッティは誇り高く傲慢なお姫様でなかなか強い。ニキヤとの対決はけっこう見応えがあって良かった。踊りも綺麗だったけれど、ガムザッティの堂々たる輝きを放つところまではもう少し。

森田さんのハイ・ブラーミンはそこそこ的確な存在感。もう少し色気と狂気じみたものがあっても、と思うのは欲張りか、他のダンサーに影響されすぎか。牧版の路線は違うのかもしれないけれど、あちこちでソロルよりハイ・ブラーミンによろめいている身には物足りなく。

演技は控えめだが、逸見さんのラジャーはあの服装が良く似合い雰囲気たっぷり。あんな美しい父だったら娘は大変ではないかしら。

他様々な踊りもだいたい良かったです。
特筆したいのはやはり影のコールド。新国立のは本当に美しい。実は今回もっとも引き込む力が強かったのがこの場面でした。新国立のダンサーは清潔でお行儀のいい感じが強く、それが物足りないことも多いのですが、この影だけは本当に絶品。
もうひとつ、第1ヴァリエーションの長田さんが素晴らしかった!この人の踊りは目に耳にこころよい。ラインが美しく音楽なのでしょう。

おまけ
輪島拓也さんのハイ・ブラーミンを楽しみにしていますが、今日はパ・ダクション前のワルツでご出演でした。普段は真ん中の女性たちを楽しむのですが、上手カップル4組の一番奥にいた彼ばかり見ていました。だってハイ・ブラーミンは踊らないー。

公演感想2011 | 【2011-01-16(Sun) 22:28:55】
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