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homia

Author:homia
homia(ほみ)
2004年春、山岸涼子の「テレプシコーラ」を読み
同年8月東京バレエ団40周年記念ガラからバレエに通い始める
2006年7月7日ブログ開始

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新国立「こうもり」 ボリショイ「白鳥の湖」 アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト
月刊バレエ一色3月号

ボリショイ「スパルタクス」(ドミトリチェンコ/ニクーリナ/バラーノフ/アレクサンドロワ)
の後の鑑賞は以下の通り。

2月7日 新国立劇場バレエ「こうもり」(カオ/テューズリー)
2月9日 ボリショイ「白鳥の湖」マチネ(ルンキナ/チュージン)
2月17日 アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクトAプロ
2月21日 アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクトBプロ
2月23日 アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクトBプロ

「こうもり」
ベゴーニャ・カオを見たくて行きました。マーシャの「ライモンダ」を振ってまで(^_^;)
彼女はなかなか素敵でした。テューズリーもまあ衰えを見せずがっかりさせない、さすがのクオリティ。ジジ・ジャンメールとドゥニ・ガニオの映像はまだ見ていなくて、「こうもり」といえばフェリ&ムッルなのですが、ヨハンはテューズリーの方があっているし説得力あり。好きなんですけど、ムッルのヨハンも(映像の時はまだ若い。今また踊ってもいいのにー!)

ボリショイ通いの最中に初台に行って一番の落差はオーケストラ。暴言吐きますが、日本のオーケストラって(乱暴にくくって失礼)、どうしてあんなに、綺麗は綺麗だけど気持ちのこもっていないつまらない音を出せるんだろうとがっかり。楽曲がぜんぜん違うけれど、それにしたって冷たい感じの音楽でした。単に私が頭のいいクールな演奏より、熱い演奏を好んでいるだけかもしれませんけれども。

新国立劇場バレエもよく揃って綺麗な踊りでよかったけれど、自分はもっとプリミティブな、表現することに対する熱さや伝えようとする強さを求めているのがよくわかりました。

「白鳥の湖」
チュージンの王子が観たくて行きました。ただし5階正面という遠い席。彼には期待通り満足。いつをとっても美しく、パに余裕があり雑なところがない、綺麗なライン。あともう少し演技が濃くてもいいけれど。
ルンキナは綺麗だなと思うのですが、いつもその抑制の効いた表現がすこし物足りない。
道化は岩田守弘さんで、たくさんの拍手が贈られていました。隙なく形が綺麗で演技もほどよく。そして伝わる強い気持ち。
1幕のワルツとか群舞がまた目に楽しく。特に男の子たち。背高く見目麗しく踊りもできるこばかり揃えてきましたね。こういうとき、ロシアのバレエ団の層の厚さ底力を感じるし幸せになってしまいます。

コジョカル ドリーム・プロジェクト
A、Bともとても楽しく、Bプロ初日の最初の休憩でリピーター券売り場に走って最終日を追加。
今回ローレン・カスバートソンに魅力を感じました。大柄なのに重くない、脚が美しい。踊りも確実かつ音楽的。Aプロのチャイコフスキー・パ・ド・ドゥがとても良かった。今までみたチャイパドの女性でベスト。好みでした。

ロベルタ・マルケスもロイヤル来日ではほとんど見ていないダンサーでした。もうすこし上半身が薄いと全体のバランスがいいのにな。脚が強くチャーミングではあります。
ロシアダンサーを見た後のロイヤルのダンサーは、コジョカルも含めて上半身が筋肉質ムキムキ。メソッドの違いなのかなんなのか。

さて男性のお気に入りは、マックレー、ムンタギロフの順。ポルーニンはあの背の高さで540を連発されるとお口あんぐり、すごいなあと思うのですがときめかないんです。コボーはやはりつま先が綺麗で、若く登り坂のダンサーたちに交じってきっちり見せているところはさすが。
ジャンプがどんなにダイナミックでも普通のピルエットで絶対軸がぶれない、まっすぐ立ち上がるその軸が見えるような踊りをする人が好みなのです(軸がぐにゃっとしてもポルーニンは破綻させずに回りきりますが)。その端正さはマックレーが一番。ムンタギロフはもうすこし動きの完成度をあげる余地が残っていますね。まだ頼りない上半身、年上の女性に訴求力のありそうな雰囲気、まんまとしてやられております。

大人の雰囲気たっぷり、艶っぽいというかすこしあだっぽいようなクリメントヴァの金平糖も新鮮でした。踊りはこれまた確実。自分がもし彼女の立場だったら・・・というような妄想も少々(笑)

さてコジョカル、別格。どんなときも余裕を持って、時には遊び心も加えて繰り出されるパの数々の美しさ。すいっ、すいっと心に沁みとおっていく感じ。
特にBプロ、マルグリット、「ザ・レッスン」の少女、キトリと幕ごとに全く違う役を演じ切った凄み。
Bプロ初日の「椿姫」第3幕のPDDは本当に素晴らしかった!これまで全幕も数回、PDDに至ってはかなりの数をいろいろなダンサーで観てきたけれど、マルグリットの感情が動きの一つ一つからこれほど汲み取れて伝わってきたのは初めてのように感じました。新鮮なマルグリット、コジョカルのマルグリットで、これは全幕を観たい。またリアブコも素晴らしくて、これだけのために来てくれて本当にありがとう、です。最終日の方はピアノのミスタッチに少々気を取られてしまったのが残念でした。

書き忘れたこともあると思いますがこの辺で。
パンフレットのコジョカルからのメッセージにある、

「バレエへの深く熱い想いを日本の皆様と分かち合いたい」
「バレエ芸術と生きる喜びを、共に味わい尽くしましょう。まさにこれが、私のプロジェクトの目的であり、意義なのです!」


しっかり分かち合い、味わい尽くしました。ダンサーたちの、殊にコジョカルから伝わる熱い想いをしっかりと受け取りました。客席に居て、拍手して、それ以上の何かが伝わっていればいいなと思います。

公演感想2012 | 【2012-03-01(Thu) 22:52:32】
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